出産後に骨盤矯正をしなかったら?
骨盤矯正の重要性について
骨盤矯正には、出産で崩れてしまった体型を戻す目的以外にも、様々な相乗効果があることを皆さんはご存知ですか?
「やってみたいけれど、骨盤矯正は高いイメージがある。」 「本当に効果が実感できるの?」といった疑問や不安、そして体型を戻す以外の効果やその理由までは知らない方が多いのではないでしょうか。
今回は、様々な先輩ママの経験談や専門的な知識も交えて、骨盤矯正の重要性をご紹介していきたいと思うので、今後骨盤矯正をするか否かを考えるきっかけや参考にしてみてください。
出産で歪んだ骨盤を矯正することのメリット
出産に伴う『骨盤の歪み』を矯正することは、体の外面だけでなく、内面的な不調の改善、さらには精神的な部分まで幅広く効果があると言われています。では一体どのような効果があるのかをこれからご説明いたします。
出産後、かつて経験したことがないむくみや、腰痛・肩こりの悪化、生理痛が酷くなったりしていませんか?出産で体質が変わったせいだと思っているかもしれませんが、実は骨盤の歪みがそれら症状の原因となっていることが多いのです。
これらの症状を、骨盤矯正をすることによって緩和された方は多く存在します。もちろん千差万別ですので、確実に治るとは言えませんが、少しでも思い当たる節があるのであれば、試しに一度、骨盤矯正を受けてみるのも良いのではないでしょうか。初回は良心的な値段で治療を行う場所も多く、お試し感覚で施術を経験できるので一度体験することをお勧めします。
もし貴女の痛みの原因が骨盤の歪みによって引き起こっているものであれば、悩みが改善することもありえるかもしれません。
続いては美容面においてです。気がついたら猫背になっていた経験はありませんか?実は猫背は、骨盤のゆがみが原因で引き起こるケースが多く、見た目が悪いだけでなく、放っておくと身体に様々な悪影響を及ぼします。姿勢が悪くなることで血行不良となり、血の巡りが悪くなることで新陳代謝が低下し、結果としてむくみや痩せづらい体質になります。ですから、猫背を改善することは重要であると言えます。
更に、猫背の矯正などは一度施術を受けるだけで、著しく変化を感じることが出来るでしょう。
また、O脚の矯正する目的においても、骨盤矯正は非常に効果的です。そして、猫背やO脚の改善は、相乗効果として内臓が正しい位置に戻り、体のゆがみが改善し、女性らしいボディラインやくびれなどが現れやすい体になります。
さらに骨盤矯正は、不安の解消や集中力アップなど、精神的な面においても非常に効果的であるといわれています。
どうやって治すの?
骨盤矯正は自己流での矯正も可能ですが、非常にデリケートな部位なので、間違った矯正をしてしまうと、歪みが増してしまう危険性があります。ですから、自己流で矯正しようと考えている方は、正しい知識を付けた上で行うことが重要です。
ですが、やはり整骨院など専門の場所で、現在の骨盤の状態を専門知識のあるプロの施術者に診断して貰った上で、最適な治療を提案し、施術することが効率良く、かつ安全に骨盤の歪みを改善できる最短ルートではないかと私は考えます。
骨盤からのSOS!骨盤矯正を怠った結果訪れた、最悪の結末
産後の骨盤矯正の重要さ、あなたは本当に理解していますか?
私には、子供が三人います。初めての出産した時は、自分自身や周囲が過保護になっていたこともあり、産後1~2ヶ月は水仕事など全てを実家で両親がやってくれていました。また時間な余裕があったため、実家でケアを施す時間があったので、ネットで調べつつ自己流で骨盤矯正を施していました。
更に、完全母乳で若かったこともあり、簡単に体型を戻すことができました。
ですが、二度目の出産では、そのように順風満帆に行くはずもなく、結果として2人、3人と度重なる出産により、私の骨盤は徐々に崩壊へと繋っていきました。
例えば …
下の二人を出産した後、1週間くらいは実家に里帰りしましたが、幼稚園の関係や家事などですぐに家に戻ることになり、ゆっくりできた期間は出産後の入院中のみ。掃除洗濯・お買い物、幼稚園の送迎に子供のお世話など、やることだらけで、自分自身のケアなどできるはずのないくらい慌ただしい毎日を過ごしていました。
その上、甘え下手な私は、家事も主人に協力を煽ぐこともできずに、一人で家事育児をこなし、めまぐるしい毎日が過ぎて行きました。
そんな日々が続いた3ヶ月目のある朝。異変は突然やってきました。いつも通りに起きようとした、寒い朝のことです。
腰痛から始まり、寝返りすら打てず、しまいには起き上がることもできなくなる始末。主人の手を借りて、なんとか整形外科へ連れて行ってもらい、診断の結果、出産後の骨盤の歪みからくる恥骨痛と医師から言い渡されました。出産によって緩み、大きく開いた骨盤は、産後しばらく安静にすることで安定していくのですが、放置しておくと自然には戻りません。歪んだまま骨盤に残るので、慢性化してしまう恐れもあると言われ愕然としました。
その上、育児や家事などの精神的なストレスも重なり、ますます悪化していたようです。
更に、調べていくと、骨盤の歪みを放っておくと、内臓など内面的な不調にも繋がることが分かり、骨盤矯正の重要性を甘くみていたことを後悔しました。
それでも骨盤のケアを怠った私に訪れた最悪の結末
通院をするよう医師にアドバイスされていましたが、新生児だけでなく上の子供達の世話もあったので、通院する体力も余裕も、当時の私にはありませんでした。なにかと理由をつけ放置していると、酷い痛みはなくなりましたが、慢性的な腰痛や肩こりがついてまわるようになりました。その後身体の不調は続き、現在に至ります。
骨盤の大切さをわかっていたのにケアをしなかった自分に今は後悔しかありません。この記事を読んで下さった方には、わたしのような後悔をしないよう、産後の骨盤ケアを大切にしていただきたいと思います。子供がいて、骨盤をケアする時間があるならばその分休みたい気持ちも痛いほど理解できます。
しかしながら、いま骨盤のケアをすることによって、今後の人生において不調の改善に繋がりますので、大切な骨盤が悲鳴をあげる前に、体の警鐘に気付いてあげてください。
新しい生命の誕生。心よりお祝い申し上げます。
1. もうすぐ出産を控えているプレママさんは
まだ見ぬ我が子との新しい生活に心弾ませながら、出産に備えていることでしょう。
ちいさな 可愛らしいお洋服を買ってみたり ベビー用品店を見て回ったり 新しい家族を心待ちにしているその反面、
出産経験のある友人や母親、ネットの口コミなどリアルな体験談を聞くことにより、
さまざまな悩みや不安な気持ちも大きくなっているのではないでしょうか。
例えば …
おっぱい詰まって乳腺炎になり高熱を出したり
毎晩続く夜泣きで何日も眠れない夜が続いたり
出産前には 少しの努力で簡単に痩せることができたのに
なかなか元の体系に戻ることが出来なくなったり…
様々なストレスが溜まる一方で
『この子には私以外にいないんだ!だから私が守ってあげないと』
と自らを追い込むことで余裕がなくなり 1人で悩んだり苦しんでしまうママが多く見られます。
そんな頑張り屋さんのプレママさんの心や体の負担を少しでも軽くすることが出来ればと思ったことが このコラムを連載のキッカケです。
2. まつもと整骨院が『産後の骨盤矯正』をおススメする理由
出産時にホルモンが出ることにより骨盤が緩むと言われ、
それが度を過ぎることにより 数々のマイナートラブルの元となります。
※妊娠中のマイナートラブルとは?
ここでいう「マイナートラブル」とは、赤ちゃんを授かったママに起こってしまう、いろいろな不快な症状のこと。
体感する不快な症状としては、『つわり・眠れない・すぐに息が切れ得る・めまいや頭痛・フラフラする・胸のつかえ』などがあげられます。
身体に起こる症状では、『むくみ・妊娠線・トイレが近い・手足のしびれ・腹痛・身体のかゆみ・こむらがえり・静脈瘤(じょうみゃくりゅう)』などがあります。
3. 骨盤が緩むことにより起こる主なトラブル
- 痔の悪化。
- 内臓の下垂。
- 膀胱が圧迫されることによる尿漏れ。
- 上から掛かる圧力により会陰の傷口が開き治り辛くなる。
このようなマイナートラブルも骨盤矯正ベルトを用いて 緩んだ骨盤の中に下がってしまった内臓を上にあげることによって、痔や会陰の傷のリカバリーがしやすくなります。
では実際に骨盤を締める為のトレーニング方法をご紹介致します。
~骨盤矯正ベルトによる セルフトレーニング~
出産により緩んだ骨盤を正しい位置に戻すようベルトで矯正すると同時に、骨盤や背骨のバランスを整えていきましょう。
この時のポイントとしては 激しい動きではなく、ゆっくりと、インナーマッスルを鍛えることを意識して行ってください。
出産時の大量出血など、お産時のトラブルを招いてしまう原因にもなることから昨今では 産院においても骨盤矯正ベルトを用いて骨盤の緩みの矯正をする場所が増加する傾向にあります。
4. 『 骨盤ケア体操 』:ひざ引き押しの体操
~骨盤の経みを矯正するセルフケア~
- 仙骨の下の、自分が気持ちいいと感じる部位に畳んだフェイスタオルを敷き、仰向けに寝ます。この時 かかととおしりをなるべく近づけるよう意識します。
- 次にゆっくりと息を吐きながら、片方のひざを前方向にグーッと押し出します。この時 おしりが浮いてしまっても構いませんので、この動きを左右行うことでどちらが押しにくいかをチェックします。
- 押しやすい方のひざを、ゆっくりと息を吐きながら前に押し出し自然な呼吸で5~0秒キープします。終わったらひざとおしりをそっと戻します。この動きを3回、反対側を1回行います。
まとめ
これからも、まつもと整骨院では、地域のヘルスケアを担う一環として、産前産後のママたちのお役に立つ情報をお届けしていきます。
次回のコラムでは、「産後の下半身太りと骨盤のゆがみ」についてのお話しをします。
出産後、アナタの骨盤、本当に大丈夫?
1. あなたの骨盤、もしかして緩んでいたり開いているかもしれません
自分自身で気になる『骨盤のゆがみ』を、比較的簡単にチェックできる方法があります
- まず仰向けで横になり、そのままの状態でおしりの周りのサイズを計ります。
- 次は、立った姿勢で同じ位置を測ったサイズを比べます。
この時のサイズの差が5cm以上だったあなたは要注意ですよ!
2. 骨盤が緩むと内臓が下に落ちてくるってほんと?
出産による骨盤の「緩み具合」は、先ほどの方法により図った『ヒップ周りのサイズ差』によって、現れます。
今回は、正しい骨盤の計測方法を皆さんにお伝えしたいと思います。
Check骨盤の計測方法
下記部位のどちらを先に測っても構いません。
メジャーの計測位置は写真の「BELT」あたりになります。
3. 「骨盤高位」の姿勢とは?
まず 仰向けに横たわり、腰を上げてかかとを揃えます。
次におしりの周りの一番太い部分のサイズをメジャーなどで計測します。この時 座布団や枕をお尻の下に敷くことで腰を上げやすくなります。
※この姿勢がいわゆる「骨盤高位」と呼ばれるものになります。
骨盤のサイズの計測方法
かかとをしっかりとそろえて立ち、必ず同じ位置のサイズを計測して下さい。
この時メジャーの位置がずれないように、テープなどを使って固定しておくと測りやすくなります。
横たわった時と起きた時のおしりの周りのサイズ差が、大きければ大きいほど、骨盤が広がったことにより内臓が下に落ちてきてしまっているという裏付けになります。
骨盤計測の際 気を付けるポイント
- イエローカード : サイズ差2~5cm!注意信号です。
- レッドカード : サイズ差5cm以上!非常に危険です。すぐにでも骨盤を締めるようにしましょう。
4. なぜ出産後はダイエットしても下半身が痩せにくくなるのか?
それは腰回り(骨盤)がおかしくなっていることが原因です
私は鍼灸整骨院院長として、高槻・島本町の産前産後の女性の体の変化を20年もの間、診察してきました。
その治療経験を通し確信しつつあること、それは出産による女性の腰回りの変化と、それに伴って引き起こる不調の増加です。
5. 出産後のお母さんの体形の変化ってなに?
出産後のお母さんの身体の変化、それは下半身太り。
例えば 顔のラインも細く、上半身は華奢なのに、下半身、特にお尻がどっしり広がって、太ももの間に広い空間がある女性。
横から見たときに、腰から下の部分がたるんでいることによって、グニャッと前に折れてしまい、ぽっこりとした下腹が目立つ方。
そのような女性は決まって、小またですり足の「ペンギン歩き」という特徴的な歩き方になっています。
出産後のケアが悪いと生理痛・生理不順・尿もれに便秘も
買い物に行ってズボンを試着する際に、太ももまで上がっているのに、お尻がつっかかって入らない…という経験のある方はこのタイプです。
このタイプの女性は、生理痛や生理不順、尿もれ、便秘、痔といったトラブルを必ずと言っていいほどの確率で抱えています。
産後の下半身太りは解消しにくい
あなたは出産後、お尻や下腹部のたるんだ脂肪・ぜい肉が気になってはいませんか?
頑張ってダイエットをしても、下半身だけはなかなかやせないという経験はありませんか?
6. 骨盤周辺に異変が起きるのは何故?
最大の原因は、「緩んで開いてしまった骨盤」にあると私は思います。
私自身も腰痛に悩まされた経験があります。そんな時、二宮式整体に出会い、そのおかげで完璧に治癒ができた。
このことがきっかけで、整体の知識やテクニックの基本を学び、現在の治療理論に至ったわけです。
その時勉強した「二宮整体」と、国家資格である「柔道整復師」の2つの観点が、いわば私の整体治療の根幹。
私はこの2つの治療診断の観点から、出産後の女性が抱える根本的な問題は、骨盤に起因していると考えています。
骨盤は大切な土台
身体を家に例えてみると…骨盤は家となる身体の土台であるといえます。
買い物に行ってズボンを試着する際に、太ももまで上がっているのに、お尻がつっかかって入らない…という経験のある方はこのタイプです。
このタイプの女性は、生理痛や生理不順、尿もれ、便秘、痔といったトラブルを必ずと言っていいほどの確率で抱えています。
まとめ
出産後のお母さんは「骨盤が歪んでしまう」ことにより
「原因不明の倦怠感・疲労感」
「肩凝り・腰や背中の痛み」
といった身体の不調に襲われるといった現象が起こるのです
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