1. あなたの骨盤、もしかして緩んでいたり開いているかもしれません
自分自身で気になる『骨盤のゆがみ』を、比較的簡単にチェックできる方法があります
- まず仰向けで横になり、そのままの状態でおしりの周りのサイズを計ります。
- 次は、立った姿勢で同じ位置を測ったサイズを比べます。
この時のサイズの差が5cm以上だったあなたは要注意ですよ!
2. 骨盤が緩むと内臓が下に落ちてくるってほんと?
出産による骨盤の「緩み具合」は、先ほどの方法により図った『ヒップ周りのサイズ差』によって、現れます。
今回は、正しい骨盤の計測方法を皆さんにお伝えしたいと思います。
Check骨盤の計測方法
下記部位のどちらを先に測っても構いません。
メジャーの計測位置は写真の「BELT」あたりになります。
3. 「骨盤高位」の姿勢とは?
まず 仰向けに横たわり、腰を上げてかかとを揃えます。
次におしりの周りの一番太い部分のサイズをメジャーなどで計測します。この時 座布団や枕をお尻の下に敷くことで腰を上げやすくなります。
※この姿勢がいわゆる「骨盤高位」と呼ばれるものになります。
骨盤のサイズの計測方法
かかとをしっかりとそろえて立ち、必ず同じ位置のサイズを計測して下さい。
この時メジャーの位置がずれないように、テープなどを使って固定しておくと測りやすくなります。
横たわった時と起きた時のおしりの周りのサイズ差が、大きければ大きいほど、骨盤が広がったことにより内臓が下に落ちてきてしまっているという裏付けになります。
骨盤計測の際 気を付けるポイント
- イエローカード : サイズ差2~5cm!注意信号です。
- レッドカード : サイズ差5cm以上!非常に危険です。すぐにでも骨盤を締めるようにしましょう。
4. なぜ出産後はダイエットしても下半身が痩せにくくなるのか?
それは腰回り(骨盤)がおかしくなっていることが原因です
私は鍼灸整骨院院長として、高槻・島本町の産前産後の女性の体の変化を20年もの間、診察してきました。
その治療経験を通し確信しつつあること、それは出産による女性の腰回りの変化と、それに伴って引き起こる不調の増加です。
5. 出産後のお母さんの体形の変化ってなに?
出産後のお母さんの身体の変化、それは下半身太り。
例えば 顔のラインも細く、上半身は華奢なのに、下半身、特にお尻がどっしり広がって、太ももの間に広い空間がある女性。
横から見たときに、腰から下の部分がたるんでいることによって、グニャッと前に折れてしまい、ぽっこりとした下腹が目立つ方。
そのような女性は決まって、小またですり足の「ペンギン歩き」という特徴的な歩き方になっています。
出産後のケアが悪いと生理痛・生理不順・尿もれに便秘も
買い物に行ってズボンを試着する際に、太ももまで上がっているのに、お尻がつっかかって入らない…という経験のある方はこのタイプです。
このタイプの女性は、生理痛や生理不順、尿もれ、便秘、痔といったトラブルを必ずと言っていいほどの確率で抱えています。
産後の下半身太りは解消しにくい
あなたは出産後、お尻や下腹部のたるんだ脂肪・ぜい肉が気になってはいませんか?
頑張ってダイエットをしても、下半身だけはなかなかやせないという経験はありませんか?
6. 骨盤周辺に異変が起きるのは何故?
最大の原因は、「緩んで開いてしまった骨盤」にあると私は思います。
私自身も腰痛に悩まされた経験があります。そんな時、二宮式整体に出会い、そのおかげで完璧に治癒ができた。
このことがきっかけで、整体の知識やテクニックの基本を学び、現在の治療理論に至ったわけです。
その時勉強した「二宮整体」と、国家資格である「柔道整復師」の2つの観点が、いわば私の整体治療の根幹。
私はこの2つの治療診断の観点から、出産後の女性が抱える根本的な問題は、骨盤に起因していると考えています。
骨盤は大切な土台
身体を家に例えてみると…骨盤は家となる身体の土台であるといえます。
買い物に行ってズボンを試着する際に、太ももまで上がっているのに、お尻がつっかかって入らない…という経験のある方はこのタイプです。
このタイプの女性は、生理痛や生理不順、尿もれ、便秘、痔といったトラブルを必ずと言っていいほどの確率で抱えています。
まとめ
出産後のお母さんは「骨盤が歪んでしまう」ことにより
「原因不明の倦怠感・疲労感」
「肩凝り・腰や背中の痛み」
といった身体の不調に襲われるといった現象が起こるのです