まっちゃんのコラム

骨盤って、自律神経と何か関係あるの?

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「からだを知ろう」 第6回は「骨盤のはたらき」です。

骨盤は1個の骨のように思われがちですが、実際は、左右は腸骨(ちょうこつ)、
後部は仙骨(せんこつ)によって結合し、身体の前面では、
恥骨(ちこつ)で結合することで成り立っています。

結合部は靭帯(じんたい)でつながっているため、可動性があり、常に動いていて、
主として開閉運動、上下運動、前後運動を行っています。(ちょっと難しいですね・・・)

そして・・・
二宮整体主幹、二宮進師の40年以上にもわたる経験により、
骨盤と自律神経が密接な関係であることがわかりました。

すごい!

左の骨盤は交感神経、右の骨盤は副交感神経と関連します。

【左の骨盤】
自律神経の交感神経(活発・やる気・運動・集中させる神経))
内臓では、循環器系、生殖器系、泌尿器系、大脳系と関係
血行では、動脈。   排泄・吸収でいうと、排泄。

【右の骨盤】 
自律神経の副交感神経(リラックスさせる神経)
内臓では、消化器系、呼吸器系、副腎系と関係し、 
血行では、静脈。   排泄・吸収でいうと、吸収。

つまり、骨盤の左と右とでは、働きが大きく異なります。

したがって、左の骨盤と右の骨盤とでは、調整方法が全く違ってくるのです。

じゃあ~、どうしたらいいの?

次回のお楽しみ(笑)・・・ってか、そんな楽しみでもないかな!

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えっ? 骨盤って歪んでてもいいの?

「からだを知ろう」 第5回は「骨盤機能には左右差がある」です。

第3回で、「人間の身体でゆがみのない身体は存在しない。
人間の身体は本来、左右対称にはできていない」と、言いました。

では、骨盤は歪んでていいの?

歪んでていいわけじゃないんですけど、必ずしも骨盤を水平にする必要性はありません!
(ダメではないですよ!)

歪んでてもいいんです!(ただし、重心はからだの中心になくてはならないですよ)

ただ、歪み方があります。良い歪み方、悪い歪み方。

第4回の利き足でも説明しましたが、左は左、右は右の作用があります。
これは骨盤にもあてはまります

左足は、左右のバランスを司りながら身体を安定させ、右足をあげて前に出すことによって

前進するのが、体の自然なのです。

そして、その足は、骨盤に連なっていることにより、左の骨盤は、主に内外に動き、右の骨盤は、
上下に動くことになります。

これは、野口整体の野口晴哉先生の直弟子、二宮進先生が発見したものです。
この理論を推奨される医師もいらっしゃるからスゴイ発見!

したがって、骨盤機能には左右差があり、必ずしも水平にしなくてもいいのです。
では、良い歪み方、悪い歪み方ってどんなの?
それはまた次回にね~(^V^)

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お箸は右手、字を書くのも、ボールを投げるのも右手、人はどうして右利きが多いのだろう?

どうして右利きが多いの?

「からだを知ろう」 第4回は「右利きが多いのはなぜ?」です。

 

第3回で、右利き、左利きと言う言葉がでてきましたので、ちょっと説明しま~す。
人は左にしかない心臓、そして、体の左側の状態の影響をより大きく受ける腎臓や生殖器を守るため、左半身に負担をかけまいとして、手にせよ足にせよ、大多数が右を主体に使うようになっています。

なので、左利きの人は、心臓などに負担がかかるため、右利きの人よりも寿命が5年ほど短いらしいですよ!  また、人が他の動物と違う大きな要因は、論理を司る左脳の働きに負うところが大きいですが、それを可能としたのも、右側を使う仕組みを発達させたからであるとも言えるそうです。

こうして、人は運動系という観点では右側を動作の主体とする身体構造を確立しました。(エライ!)
腕のみならず、右が利き足というのは、左足は軸足として身体を安定させる役割を司り、右足が推進力を担うということを意味します。

つまりですね、左足で身体が左右にブレないようにバランスを取りながら、右足を持ち上げて前に出すということを、体はしているのです。
ためしに、目をつむって片足立ちをすると、このことはすぐに体感できると思います。
右足を上げて、左足を軸に立った方が、安定しますよね?

バスケットボールでも、左足を軸に、右足をステップしますよね?
陸上競技でも、野球でも、スピードスケートも、みな左回りですよね。
右回りだと早く走れないはずです。

右足は前と後ろに重心を移動させる習性があり、軸足の左はその力を外側と内側に分散させ、受け止める習性があるからです。(なんか難しい?)
だからね、人の体は非対称で、左右それぞれに法則性が存在するんです。

最近のスポーツでは、左利きが多くなってきましたね。
スポーツ的には、人数が少ない分、左利きは有利とも言われていますが、身体のことを考えた場合、やはり右利きの方がいいのではないでしょうか?

私ピンクのサウスポ~♪(ピンクレディー)  ちょっと古かったですか?(笑)
当時は私も可愛い可愛い小学生でした!  今はただのオヤジ(笑)  おい!おい

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背骨や骨盤の歪みって健康に悪いの?・・・

こんにちは。島本町水無瀬 『まつもと整骨院』 のまっちゃんです。

「からだを知ろう」 第3回は「背骨と骨盤の歪み」です。

背骨は複数の骨が関節によって連結されることによってできています。
背骨のことを脊柱とも言うので、1本の柱のように思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。でも実際は、自転車のチェーンのようなものです。

椎骨の1個1個は可動性があり、周りの筋肉や神経の力で支えられています。
それゆえに、筋肉の運動や神経の働きによっていろいろな影響を受け、飛び出したりよじれたりしています。
その異常が自律神経や内臓との正常な反射運動が行われなくなり、身体の不調や病気に発展していきます。

一般的には椎骨や骨盤が歪むと健康に悪いと言われていますが、人間の身体で歪みのない身体は存在しません!
肝臓は右、心臓は左、人間の身体は本来、左右対称にはできていないのです。
肺は、左右に対でありますが、右は3つ、左は2つにわかれていて同じではないです。
右利き、左利きもそうですね。

はい!  だからと言って、歪んでて良いって言ってるわけではないですよ!
歪みにも、良い歪み、悪い歪みがあります。(これはまた後ほど説明しますね)

脊椎と骨盤の調整でもっとも大切なことは、必ずしもそれらを左右対称に整えることではなく、弾力を正常に戻し、本来の位置にもどしてあげることなのです。

異常個所の弾力を正常に戻してあげれば、身体も健全な状態に戻りますよ。
あなたも背骨を矯正し、骨盤を調整して、本来の自然な身体をとりもどしてみませんか?

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私たち治療家は「気」を使い手技を行います。なんか仙人みたいですね(笑)

こんにちは。島本町水無瀬のまつもと整骨院のまっちゃんです。

 

「からだを知ろう」 第2回は「輸気」です。

 

輸気とは、気を輸(おく)ると書きます。なんか、気功をイメージしますが、そうではない。

気を集中し、気の高まった手を当て、感応することにより、相手の感受性を高め、導くことをいいます。

感受性が高まることで、治ろうとする力が高まります。

 

強く揉むことを繰り返していると、感受性が鈍り、ますます強い力でないと反応しなくなります。

生理学的にも「アルント・シュルツの法則」と言うのがあり、実は触れるだけといった弱い刺激の方が、生命力を旺盛にするとされています。

輸気の方法は、指から丹田(おへそと恥骨の中間)へ息を吸い込み、吸った息を指から吐く、これを無心に行います。

 

もちろん、指から息は吸えませんし、吐くこともできません。あくまでもイメージをするってことです。

私たち治療家はこの「輸気」をしながら手技を行うので、効果が違ってきます。

輸気の力を高めるには合掌行気法をします。

 

合掌行気法とは、(画像を参考)

①    座して目の前で軽く手を合わせ、肩の力を抜き、腰をのばします。

②    手のひらから息を吸い込むつもりで丹田(へそと恥骨の中間)まで腹式呼吸でゆっくり息を吸い込みます。

③    3秒止めて、また手のひらから息を吐くつもりで行います。呼吸の速度は日頃よりもゆっくりです。

 

目的は気を集めることですから手のひらに気を集中しましょう。

うまく集中できると、手のひらが汗ばんで、熱く波打つ感じになります。

その手でからだに触れると、相手の気とこちらの気が急所で感応して、強い反射を引き起こします。

 

皆様も、ぜひ治療家の手に近づいてみてはいかがですか?

 

本物の手はここにありますよ(笑)

 

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ケガや身体に異常を感じた時にとっさに手を当てるのはなぜ?

はじめまして。島本町水無瀬のまつもと整骨院のまっちゃんです。

「からだを知ろう」 第1回は「手当て」です。

人は身体に痛みや異常を感じた時、ほぼ無意識に手を当てますよね。
これは、人間が持つ本能であり、異常個所に注意を集めることにより、回復力を高めようとしています。動物がキズをなめたりするのもこれと同じです。

知覚神経がマヒしたり鈍ったりしていると、キズや病気の回復は遅くなりますが、逆に異常を敏感に感じることで、自然の回復力は強く働きます。
ケガをしたり、身体に異常感を感じたら、まず手を当てる。手を当て、気を集めることが大切です。
間違っても、揉んだりしたらダメ!逆に痛めちゃうから気をつけて下さいね。手を当てるのも、自分の手より、自分以外の手の方が効果は高いです。

夫婦で手当て。親子で手当て。恋人と手当て。皆さんは誰と手当てしますか?僕の手はいつでもあいていますよ。(笑)

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