不眠

眠症は自律神経失調症の症状の一つで、とても多い症状です。
仕事を頑張りすぎたり、運動をしすぎたり、喜びすぎたり、怒ったり、怖がったり、ストレスを強く感じたりすると、心と体が異常に興奮し、交感神経が強く緊張することで、夜になっても興奮が収まりません。
自律神経のバランスが乱れ、副交感神経の機能が低下し、交感神経の緊張が異常に興奮しているために、眠ることが困難になります。
したがって、交感神経の緊張を取り除かないと、不眠症は改善しません。
日頃の緊張や興奮、ストレスが、体の筋肉を緊張させます。そして、筋肉の緊張を取り除かない限り、交感神経は緊張し続けます。
多くのお医者さんは、入眠導入剤、睡眠薬、安定剤などを出せばいいと思っています。それでは、臭い物にフタをしているだけで、根本的には改善しません。
自宅で出来ること。
- 38℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくりまったりと浸かってください。
- ・ 就寝前に温かい飲み物(ホットミルクなど)を飲んでみてください。
- 寝る数時間前はテレビを見ないようにしましょう。
- 部屋の照明は消して暗くしましょう
- 4-7-8-呼吸法
- 鼻から4秒かけて息を吸う
- 7秒間息を止める
- 8秒かけて口から息を吐く
- ①~③を3回繰り返す
眠れなくても、焦らないで、目を閉じてゆっくり呼吸をしましょう